山林竹田更良記

思いつきを。

家政人現る

  最近、刃物が怖くなった。包丁など持っていると、尻がヒンッとなる。包丁で野菜を切っていると、自分の指を切る幻覚が見えて気が休まらない。どうやら自分で研いだために包丁の切れ味というものが実感されてしまったようだ。全く料理の修行が捗らない。これでは家政人の三本柱、掃除洗濯料理の一本が欠けたままになってしまう。

  それにしても、私は男であるだけでなく、ガリガリ丸刈りである。ミイラ。とてもじゃないが家庭的な感じは受けない。人見知りだし、女性が苦手である。果たして、私とともに生きようと思ってくださる素敵なバリキャリウーマンの方は現れるのだろうか?

  不安で眠れぬ夜は、まだまだ続くようだ。