山林竹田更良記

思いつきを。

やじろベェ

腕を切ったり薬を飲んだりできることはたくさんあるけどそれはひまつぶし。何もない苦痛から逃げられるから最高だ。あるいは作業。無心と快楽が得られるものだ。あるいは生き甲斐とも言えるだろうか?どちらも私とは無縁なものだ。中庸の苦しみは半殺し、やじろべえの気持ち。こくりこくりと揺れながら心が落ち窪んでゆくものだ。いっそ落ちたい、片腕を失うとも。そうも思い切れない悲しいところにあるのだ。ただただ、片腕が落とされるのを待ちわびる日々。八方塞がりここに極まれり。