山林竹田更良記

思いつきを。

ちゃんとしたもの

僕はジャコウビト

一人暮らしを始めて、毎日同じものを食べている。鶏肉、卵にオクラとお米、たまにほうれん草。少しずつ僕の細胞は入れ替わり、僕だった物質は鶏肉に入れ替わっていく。ほうれん草が頭から生えてきて、卵の涙が流れてる。体臭もきっと変わってきたはず。今ま…

気のせいだろうか?

こんなにも僕は情緒不安定であったろうか? 週の初めには可能性に満ちた顔を世界に見せ陽気に自発的な会話をしていたはずだが、今や地の底で這いつくばる気持ちだ。誰とも接したくなくなる。

ちっぽけだ。

ほんと、生物ってなんなんだろうな。ゴキブリは僕と同様に生物で、飯食ってうんこして生きてる。ヒトはそれに加えて石を削って木を切って、土を掘り返し鉄を溶かして。なんだこれ。猿の次がヒトって。冗談だろう?じゃあ、猿の前はフンコロガシだ。たまに二…

tapioka

まんぷくのタピオカ。 タピタピのおなか。 ぷくぷくのほっぺた。 。。。。。。。。。

題名は、覚えてないっていう(笑)

安くてよい服は中古と決まっている。どうしたって少し古い物が好きですし。古い物で懐古する、昔信者の相はあるとは思う。誰かが言っていたけれど、古い感じにするとちょっとした滑稽さのような、時代的なもの、現代に対して不真面目な感が現れているような…

物質で、非生物のもの。

真鍮はくすみ、石は冷たく。 ただその深みに時を忘れ、冷たさに己の熱を知る。 冷たく、冷たくも変わり、層はどこまでもつづく。 継がれ消えるとも生まれず、生まれずに消えず。 あるままでどこか、遥か彼方で、変わる。 知られずに。 知らぬ間に何かへと、…

啓蒙

ただひたすらに、文字を書いて書いて書き続けて。何も見えなくなるまで、内へ内へと。八つの鞘をひとつひとつと乗り越えて。そうしたら、何か、気づきを得るだろうか。書くか死ぬか、それだけでいいのに。余計なものを、持ちすぎたのかもしれない。

勉強しているのか!?

勉強して他人に感謝されたり、勉強してよかったと思ったことなどない。とても独りよがりなものだと思っている。勉強は手段、と言えばそれもおかしくはないだろうが、はてさて私は何のために勉強しているのか? 後悔しないためだ。勉強しておけばよかったと言…

がんばれ!

無意識でやって怒られる つけっぱ やりっぱ わすれもの 無意識でやって、自分の無限大の無能さに責任をなすりつける。 馬鹿だからできないんです。みんなバカで、できないものなのに。習慣の力で続ける。 消すくせ やるくせ 忘れないくせ 積み上げて身につけ…

無題

さて、モチベーション、つまり動機づけというものはいったいどこから出てくるものなのでしょうか?それはずばり、欲望でございましょう。あれがほしい、こうしたい、そうなりたい。ありとあらゆる物に、様々な形で欲望の矛先は向けられます。 時とともにより…

あかぐろ

見ろ、赤黒い血の空だ!幻想がやってくるぞ、ガスは止めたっけな。チャリに乗って出かけよう、夕飯はもういらない。どこか遠くへ、知らないところへ行こう。革サドルは馴染まず、痛いままだけれど。探しものは頭の中にあって、どこに行っても見つからないの…

袂ブレイカー・のぶ

「俺はドアノブ、鎌の化身」 今日も着物の袖の広がり、袂を破いてやるのだ。 そらきたあいつ着物だぞ。こんな狭い廊下で私とすれ違うと…スゥ…!袂がノブへ近づく…そこだ!袖の開口部が引っかかった。グッ、キキキシシ…糸が軋み伸びる。しかし人間の反応速度…

寿命と命

樹木希林さんは「明日死ぬなら何を食べたい」という質問に対し、「何も食べない。食べることは他の命をもらうことであり、明日死ぬなら何者も殺さず死ぬ」というようなことを言っていたそうな。 なるほどそうだ。確かに。ところであさって死ぬなら、どうする…

焦り

先が見えなくて焦っている。 あなたはこれをやっていれば生きていけるし、幸せです。 誰と一緒にいれば、孤独が紛れます。 ところで、この夢はなんですか。 忘れないで。 これは何。叶いますか。この世界すこレベル?ドバイにありますか。 現実はどこに行っ…

ぼくをきいて

眠れない夜は誰かにいてほしいと思うよ。 自殺をしたいとき、悲しみやつらさを誰かに話したくなるよ。 悲劇のヒロインになりたくなる。苦しむ顔を見せたい。でも見られたくない。死んだら何もないという確証をください。がんばりが全て∅になるようにして。で…

等々力渓谷

先日の等々力渓谷への出遊では雲海を下から眺めることとなってしまったが、弘法大師の綜芸種智院設立までの道のりと彼の思想を書いた看板を見つけた。そこにはこうあった。 『手芸というのは学際的学びであるリベラルアーツを示す。種智というのは智恵や決定…