有機的で親しみを持たせるろうそくの甘い光が、コンクリートの壁を照らす。ふるえる炎は逃れられない。現れるとともに、消えることも運命付けられているのだ。 芯は倒れて蝋に埋まる。 固く確かに虚無が来る、いつか火のつくその日まで。
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